大国主命が兄神達から災難に遭い大火傷を負ったとき、治療と看護に尽くされた二柱の女神様、蚶貝比売命(きさがいひめのみこと)と蛤貝比売命(うむがいひめのみこと) をお祀りしてあります。本殿右横の祠。  
境内摂社・末社に祀られた神とその物語 氏社
(本殿の西側に二社あります)摂社 西の十九社の横に南北二社並んでいます。北側には天照大御神の第二子であり、出雲国造(宮司)さんのご先祖である天穂日命(あめのほひのみこと) と、南側には天穂日命の子孫で第17代目の宮向宿禰
境内摂社・末社に祀られた神とその物語
十九社(末社) 御本殿を中心に、東西に二社あります。 荒垣内で御本殿の東西に相対する社。神在祭の期間中、全国の神々はここに宿泊されます。東西とも十九の扉があり、滞在期間中の7日間は全ての 扉が開かれています。十九社の創建
出雲大社の注連縄は何故真中が太いのか?
注連縄は結界を表し、そこが神聖な場所である事、不浄なものの侵入を禁ずる印などを示しています。 出雲大社の注連縄は、一般の神社と異なり真中が太くなっています。 これは出雲系のの神々を祀る神社でも同様です。長野県の諏訪大社も
神楽殿
境内の西の門を出て、素鵞川(そががわ)を渡ったところにあります。神楽殿の大広間は二百七十帖もあり、神迎え祭もここで執り行われます。 普段は、結婚式やご祈祷が行われています。 社殿の前の大注連縄は、長さ13㍍・太さ8㍍・重
御柱の模型
境内に展示してあります。御本殿の古代巨大柱の実物大模型です。図示されている発掘跡と共に、そのスケール感にに驚かされます。
巨大柱の跡
古代出雲神話が実証された大発見 御本殿前、八足門の階段の下に大きな赤い円が描かれている場所があります。平成十二年、この場所から三本の杉の大木の柱を金具でつなぎ合わせた 直径三メートルの巨大な柱が発見され、こだいの壮大な御
青銅の神馬と神牛
銅の鳥居横の参道に「神馬」・「神牛」があります。1,667年防長二州の藩主、毛利綱廣公の寄進によるものだそうです。 京都の名工、名越弥七郎が制作しています。神馬は「かねうまさん」とも呼ばれ、子宝・安産の御利益があると伝え
素鵞社(そがのやしろ)
出雲大社の御本殿裏側に、素鵞社という社があります。此方も是非お参りして下さい。御祭神は、大國主命の御先祖にあたるスサノオの命です。 後方には、神奈備山の八雲山がそびえ神々が降臨する場所とされている山です。素鵞社の後ろに岩
手水舎
銅鳥居の前にある「手水舎」。此処で手と口をすすぎ心身を清めます。清らかな水は穢れを流すとされ、手水は禊ぎを略式化したものです。 ①右手で柄杓に水を汲み、左手をすすぎます。 ②左手に柄杓を持ち替え、右手をすすぎます。 ③再
銅鳥居(四の鳥居)
寛文6年(1666)、寛文の御造営に伴い毛利綱広より寄進されました。江戸時代中期の大規模な神社造営、整備の歴史の資料として価値の高いものです。 平成16年国の重要文化財に指定されました。 &n
出雲大社、基礎知識
参拝は、二拝四拍手一拝です。 出雲大社の参拝方法は、二拝四拍手一拝です。「拝」は頭を下げてお辞儀ををする事で、拍手は両手を打ち合わせることです。 四というのは、人や神の魂には4つの種類があって、「和魂(にぎたま)・荒魂(
八百万の神々が集う出雲の「神在月」
旧暦の十月十日(11月は)、全国から神々が出雲へお集まりになります。一般的には「神無月」と呼びますが、ここ出雲では「神在月」と呼んでいます。 国譲りの舞台となった稲佐の浜から上陸された神々は、様々な一年間のご縁について神
出雲大社の御神徳
出雲大社の御神徳は、「縁結び」と言われていますが、むしろ出会いと和合にあると思います。運命的な物ですが、結びの前に出会いが無ければ、何も生まれません。 そのパワーを沢山お持ちの神様が、大国主命です。沢山の姫神様との出会い
出雲大社の始まり
大国主大神を祀る出雲大社の始まりは、「古事記」と「日本書紀」の国譲り神話にあります。国譲り神話とは天照大御神が、天津神を高天原から降臨させ 葦原中つ国の治権を譲るよう大国主大神に迫る神話ですが、大国主大神は国を譲る代わり
大国主大神と出雲大社の始まり
全ては「国譲り神話」から始まりました。 大国主大神は天照大御神に国を譲り「見えない世界」の神事を司るようになりました。大国主大神と素戔嗚尊の娘で後に妻となった 須世理姫神。二神は困難を乗り越えて結ばれました。  
結びの縁、授かる「大國主命」
大國主命大神は、オオナムジの命、ヤチホコの神、葦原醜男神、と言う別名をいくつも持ち道の神様です。 国土開拓、農耕、漁業、医療など、御神徳は幅広い神様です。また、多くの女神と結ばれ、沢山の子孫を残されました。 これにより、
旧暦の10月の神在月に、全国の八百万の神々をお迎えする浜
会議に参加される八百万の神様は、海から出雲大社にお越しになります。神迎えの祭事が行われます。 ご案内役は、背黒海蛇という龍蛇神です。この浜から続く「神迎えの道」をお通りになり出雲大社へと向かいます。 出雲大社の御本殿祀ら
国引き神話
国引き神話で有名な八束水臣津野命は「出雲の国は細長い布切れのような国だなあ・・・ 最初に国を小さく作りすぎてしまった。だから作り足して大きくしよう」と言われ、国引きを決心されました。 どこかに継ぎ足して縫い合わせられるよ
稲佐の浜
天照大神(アマテラスオオミカミ)より、国譲りの使命を受けた建御雷神(タケミカヅチ)が大国主神(オオクニヌシノカミ)と対面した場所です。 また旧暦の10月10日には、出雲大社に集まる全国の神々がこの浜から出雲へ上陸すると伝