1月26日は「出雲の日」 ご縁の聖地「出雲」の魅力を再認識し、「出雲」のさらなる発展を願う日ということで、1月26日が「出雲の日」に制定されています。 (※1=イ、2=ヅ(ツー)、6=モ(ム)で「出雲の日」
八十神の迫害
初期の出雲圏は複数の有力者によって統治されていて、その勢力争いも熾烈であったと考えられます。若年の大国主神が兄神達を差し置いて因幡の八上姫 と婚姻を結んで勢力を拡大したことは、大きな妬みを呼ぶ事になりました。怒り狂った兄
国譲りは天照大御神を困惑された長期戦だったようです。
出雲の稲佐の浜で行われた国譲りの談合は、緊迫した状況にはならなかったようですが、国譲りは天照大御神を悩ます長期戦だったようです。 最初の使者の菩比神は、不成功に終わりました。第2の使者、天若日子神も失敗し、そのため雉子を
三種の神器・草薙の剣は一人前の男になった証
穏やかな大国主大神とは対照的に、荒々しい気性の須佐之男命と倭建命、この二神は、共通点が少なくありません。 苦しみの始まりは、激しい気性を父神に嫌われ遠ざけられたことです。須佐之男命は天界を追放されました。 倭建命は、仕事
大国主大神
大国主大神は、試練を乗り越えるごとに名前を変え、最後には偉大なる神にふさわしい堂々たる名前になりました。 最初の名前は大穴牟遅神(おおおあなむじのかみ)最初の名前で語られる大国主大神はいじめられっ子で、多くの兄弟神 達に
出雲大社國造家
代々世襲で出雲大社の祭祀・国造を務めているの國造家は、この天穂日命の子孫です。出雲大社の祭事に仕える最高位でもあります。 國造家は、南北朝時代に千家家と北島家に分かれ、明治時代以降は、千家家が出雲大社の宮司を歴任していら
出雲大社の祭事の祖になった天穂日命
国譲りの交渉の時に、最初に出雲にやって来たには天穂日命(あめのほひのみこと)でした。大国主大神と意気投合し、 出雲に居着いてしまいました。のちに出雲大社創建でも活躍し、国譲りにも協力しました。元々、出雲とは御縁があったよ
出雲大社の注連縄の謎其の一
苦労と試練の多かった出雲大社の祭神・大国主大神ですが、あのように巨大な注連縄は、何を語っているのでしょうか。? 神話では、高天原まで届く立派な社と出雲大社の本殿も昔は巨大で、そのためにも何度も倒壊しています。また、大地を
出雲大社の注連縄の謎
出雲大社を訪れた人がまず驚くのが拝殿の巨大な注連縄です。何故あれほど太く大きいのか? 21世紀の現在でも未だに謎は、解けていません。注連縄は結界を表し、不浄な物の侵入を禁ずると言われています。 その由来は、天岩屋神話にあ
少名毘古那神は理系の博学だった。
医療・温泉・酒造の守護神とされているこの神様は、四国の道後などの日本屈指の温泉地にも逸話が残されています。 大国主大神が美保関に居ると芋をくり抜いた船で現れたと言われています。
少名毘古那神との出会い
この出会いは、偶然では無く、恩人だった神の計らいでした。少名毘古那神を兄弟だと思って仲良くするよう 恩人の神産巣日神(かみむすひのかみ)に言われた大国主大神は嬉しかったに違いありません。 大国主大神は、兄弟運は最悪で散々
一寸法師のモデル少名毘古名神(すくなびこなのかみ)
国造りを進めようとしていた大国主大神でしたが良いアイデア浮かばず行き詰まってしまっていました。 そこに突如現れたのが、虫の皮で作った衣服を着るほど小さな少名毘古那神です。身体は小さくても次々と 事態を打開するアイデアを授
出雲神楽
出雲神楽の特徴は3部構成になっていることです。七座(面を付けずに舞う儀式舞)、式三番(能楽を取り入れた祝儀舞)、神能(神話や神社縁記を題材にした劇神楽) 江戸時代中期頃までは、神職が神楽を舞っていたようですが、次第に氏子
燧臼と燧杵
燧臼に燧杵を立てて、両手で力一杯もむ昔ながらの錐もみ式で起こした神聖な火で、御饌(お供え物)が作られます。 檜で出来た燧臼は100?12?3㎝、ウヅキで出来た燧杵は長さ80㎝、直径2㎝あります。  
火お越しの神事、燧臼と燧杵
出雲大社の祭事ではお供えされる食事は、燧臼と燧杵(ひきりうすとひきりぎね)で起こした神聖な火を使って作られています。この燧臼と燧杵は、 火の発祥の神社とも言われている松江市の熊野大社から頂く習わしになっています。この際、
神等去出祭(からさでさい)旧暦10月
神在祭の最終日、出雲大社を去る神々をお見送りする儀式です。出雲のいくつかの神社で神在祭が行われます。出雲大社では、出雲地方での神在り祭を 終える日、もう一度神等去出祭を行い、全国へ旅立つ神々のご無事をお祈りします。 &n
神迎神事(旧暦10月)
神在祭の前日、旧暦10月10日(今年は12月1日)の夜、出雲大社の近くの稲佐の浜で、多くの参詣者の前で篝火を焚き、神々をお迎え致します。 神々は、先導役の龍蛇神様の案内で出雲大社に神幸し、出雲大社の神楽殿でも神迎祭が行わ
御饌井祭(みけいさい)
神様への供物に用いる井戸、御饌井を清める祭りです。11月23日の古伝新嘗祭と新年に先立って行われます。祝詞を奏上したあと、 神楽歌に合わせて、宮司が榊の小枝を手にして神舞を奉仕されます。 &n
古伝新嘗祭(こでんしんじょうさい)
11月23日の古伝新嘗祭は、出雲大社の宮司である出雲國造の霊力を復活させる儀式として古来より大切にされてきました。 また、古伝新嘗祭と新年を控えた11月と12月に、井戸を清める御饌井祭(みけいさい)が奉仕されます。 &n
涼殿祭
6月には夏の間の無病息災を祈願する涼殿祭が行われます。「真菰の神事」とも呼ばれています。「出雲の森」で祭事を行った後、道筋に真菰が敷かれ、 その上を國造が踏みしめながら進みます。この真菰に神威が宿るとされ、参列した氏子が