鑚火祭の舞台となる鑚火殿。出雲國造の「火継ぎ式」にも使われます。 出雲國造が代替わりする際に、この臼と杵で神聖な火をおこし、出雲大社のお祭りに使われます。 &nbs
亀太夫神事
鑚火祭の中でも亀太夫神事と呼ばれる神事は、他では見られない変わった神事です。 出雲大社側が新米で作った1㍍位の神餅を持参して収めようとします。そこに、亀太夫という熊野大社の社人 が現れ、餅の出来映えについて「色が黒く粒々
熊野大社
火の発祥の神社として「日本火之出初之社(ひのもとひのでぞめのやしろ)」とも称される、出雲国の一宮です。 出雲大社に聖なる火をもたらす格式高い大社です。出雲で大社と呼ばれているのは、ここ熊野大社と出雲大社だけです。 熊野の
佐太神社の神在祭
神在月、11月25日の「神等去出神事」(からさでさいしんじ)では、池に神籬(ひもろぎ)を乗せた小舟を浮かべ、神々の旅立ちを見送ります。
佐太神能
二日間に渡る神事で繰り広げられる神楽は三部構成で行われます。能の所作が取り入れられており、芸能性が高く、各地の里神楽にも多大な影響を与えています。 昭和五十一年五月に国の重要無形文化財、平成二十三年十一月二十八日には、ユ
出雲の神々を知る。周囲のの名神社
最古の神在り祭を行う佐太神社 佐太大神を始め、十二柱の神々をお祀りする出雲國三大社の内の一つです。社殿は、大社造りのお社が三殿並ぶ珍しい形式で国の重要文化財に指定されています。 ひときわ高い中央の正中殿に主祭神の佐太大神
神社様式を取り入れた「旧JR大社駅」
大正13年(1924)年に竣工。参拝の玄関口として賑わいがありましたが、平成2年に廃駅になりました。 最終の列車は、D51蒸気機関車で、その勇壮な姿が出雲平野を駆け抜けました。 木造駅舎は、国の重要文化財に指定されていま
ステンドグラスが美しい「一畑電鉄出雲大社駅」
昭和5年(1930)年竣工。JR大社駅と異なりアールデコっぽいステンドグラスなどが用いられ、レトロの雰囲気の駅です。 昨年から隣接してフレンチのレストランがオープンしました。 &
御菓子とみやの黒米・赤米饅頭
島根県産の古代米(赤米・黒米)を使った饅頭。もちっりとした食感で、赤米は現在食べている日本の米の原点だそうです。 &nbs
門前に欠かせない「和菓子」
大黒様が抱える米俵をかたどった饅頭。 出雲地方は神話の宝庫、スサノオの命が八又のオロチを退治します。 幾年月の後、荒々しいスサノオの試練を乗り越えて大国主命はスサノオの娘を妻に迎えます。 大国主命は161人の子宝をお持ち
出雲大社の祝い凧
かつて出雲大社の國造家である千家・北島の両家に祝い事があった際に、氏子が稲佐の浜で凧をあげお祝いをしたのが起源と言われる大社の祝凧(いわいだこ)。 2枚1組で、一方には千家家の後ろの鶴山を象徴する「鶴」、もう一方には北島
出雲が発祥の地「ぜんざい」
神在月に振る舞われた「神在餅」(じんざいもち)が起源と言われています。じんざいが訛ってぜんざいになったということです。 餅は、白玉や焼き餅などいろいろあります。 &
出雲大社御用達の「御神酒」
大国主大神の別名「八千矛」(やちほこ)の名を持つ、祭事に使われる由緒正しい御神酒を造っている古川酒造。 大黒様のボトルもあります。お土産に如何ですか。
神門通り、御宮通りの名物
割子蕎麦 島根県の出雲地方で広く食べられる郷土料理の蕎麦。割子そば・釜揚げそば等がある。三大そばの一つ(ほかの二つはわんこそば、戸隠そば)。 蕎麦粉を作るときソバの実を皮ごと石臼で挽くためそばの色は濃く黒く見え、香りが強
御三社
北島國造家の美しい庭園の奥に鎮座する三社。向かって左から稲荷社、國造家の先祖をお祀りする天穂日命社、荒神社。 老木に囲まれ神聖な雰囲気が漂っています。
熊野川
出雲大社の東側、この川を渡ると北島国造館に行きます。小さな川ですが、初夏には蛍が乱舞する姿が見られます。 真名井の社家通り北島国造館の前の道は、「社家通り」と呼ばれ、神職の住居が並ぶ風情のある通りです。近くには祭事で使う
もう一つの出雲国造「北島国造館」
出雲大社の境内を抜け、東側を流れる熊野川の橋を渡ると北島国造館に至ります。かつては出雲大社の祭事を千家国造家と北島國造家にて行っていましたが、明治時代より 千家家が出雲大社の宮司家となり、北島家は出雲教を組織して独立され
娘神「乙見の社」おとみのやしろ(摂社)
正式名称は、大穴持御子玉江神社(おおなもちのみこのたまえのかみのやしろ)というかなり長い名前です。 御祭神の下照比売命は大国主大神と多紀理比売命の御子神で、大変な美人で、女神ながら大国主大神の国造りを助けた才女だったと伝
息子神「阿式社」あじきのやしろ
阿須伎神社(摂社) 御祭神の阿遅須伎高日子根命(あじすきたかひこねのみこと)大国主大神と多紀理毘売命(たぎりひめのみこと)との間に生まれた長男神で、国土創世や農耕の神様です。 かつては、三十九社の阿受伎社があったと「出雲
命主社(いのちのぬしのやしろ)摂社
正式には、神魂伊能知奴志神社(かみむすびいにちのぬしのかみのやしろ)と言います。御祭神は、神産巣日神は天地開闢造化三神の一柱。 大国主大神が兄達の八十神から焼き石の難に遭われたとき、蚶貝比売命、蛤貝比売命の二神を降ろしに