少彦名命は、一寸法師のモデルともいわれる小人の神様です。最初に世界に現れた造化三神に一柱、神産巣日神の子であり、生まれた際に
手指の間からこぼれ落ちたとされています。神産巣日神は生産の神様として知られています。「古事記」には、常世の国から天之羅摩船
に乗り、蛾の皮をまとった姿で光り輝きながらやって来たと書かれており手に乗るほど小さかったと言うことです。
大国主命の国造りを補佐し、出雲の開発と産業を発展させたそうです。大国主命が大黒様とされたことから、少名彦名は恵比寿様と
されています。医薬の神様、酒造りの神様、温泉の神様、経営、産業開発、航海安全など幅広い御神徳があり信仰されています。
少彦名命