八幡神は、十五代応神天皇(誉田別命)のことです。平安後期の歴史書「扶桑略記」では、欽明天皇の御代(六世紀)に
大分県宇佐に八幡神が現れ、「我は十五代の応神天皇であり、護国霊験威身神大自在王菩薩なり」と名乗ったと伝えられています。
歴史的に実在した最初の天皇とも言われています。百済から帰化人を受け入れたり、中国の産業や文芸を積極的に導入し、応神天皇
の治世によって日本文化の基礎が築かれたと言われています。全国にある神社数では稲荷社が最も多いですが、お祀りされている
御祭神の数では八幡神が最も多いとされています。
八幡神(最も多くまつられる神様)