穏やかな大国主大神とは対照的に、荒々しい気性の須佐之男命と倭建命、この二神は、共通点が少なくありません。
苦しみの始まりは、激しい気性を父神に嫌われ遠ざけられたことです。須佐之男命は天界を追放されました。
倭建命は、仕事を次々と命じられました。しかし、草薙の剣を手にしたときから運命が好転してゆきます。
それは、人のために自分の命をかけて行った時からです。草薙の剣は須佐之男命と倭建命にとっては、未熟な青年期を
乗り越えて、成人になった証でもあります。二神は日本神話のスーパースターで、現在までも小説や漫画などに度々
描かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

三種の神器・草薙の剣は一人前の男になった証