二日間に渡る神事で繰り広げられる神楽は三部構成で行われます。能の所作が取り入れられており、芸能性が高く、各地の里神楽にも多大な影響を与えています。 昭和五十一年五月に国の重要無形文化財、平成二十三年十一月二十八日には、ユネスコ無形文化遺産にも登録されました。 佐太神能は、面を着けない直面(ひためん)の執物舞(とりものまい)による「七座」と、祝言としての「式三番」、着面の神話劇の「神能」の三部構成です。 佐太神能