この道40年の松浦巌さん、(いづもナンキン振興会会長は)「模様は白と赤が交互になっている鹿の子(かのこ)など多彩。目から口までが長く、
尾の付け根が太いほうが良いとされています」と、観賞のポイントを教えて頂きました。
同会は年に1回、品評会を開いていますが、近年は山陰だけでなく関東、中部、九州方面からも愛好家が訪れる。インターネットの普及でファンが全国に拡大し、
活魚輸送技術の応用で、遠隔地に輸送できるようになったためだそうです。
たらいの中で日差しを受けゆったりと動き回るいづもナンキン。白と赤の造形美と、おちょぼ口に差す赤が口紅を連想させ愛らしい。
いづもナンキン 1982年に島根県の天然記念物の指定を受けた。原形は、和金(わきん)の背びれを改良でなくした金魚「マルコ」だと伝えられています。

 

 

 

 

 

出雲ナンキン鑑賞ポイント