県指定の史跡黒木御所は、隠岐郡西の島町別府にあり、別府港の左岸に見える黒木山の頂上に位置しています。黒木山は、地元の人達には天皇山とも呼ばれ
麓には碧風館という資料館があり、黒木御所に関する資料や絵画が展示されています。資料館の背後の石段を登っていくと山頂に天皇を祀る黒木神社があり
その境内の北側に御在所跡があります。黒木山の麓には、隠岐判官屋敷跡、三位の局屋敷跡、千福寺跡などの御所と関係があったとされる旧跡があります。
別府港の右側にある見附島は、天皇の日常を監視するため、隠岐の守護であった佐々木清高が番人を置いていたと言われています。
黒木御所跡
黒木御所説