荒神谷遺跡の銅鐸もほぼ24㎝弱の大きさで揃っており、加茂岩倉遺跡から出土した銅鐸よりも一回り小さいのも気になる所です。
また、加茂岩倉遺跡銅鐸では、鈕の菱環部に「×」刻したものが14個確認されていますが、荒神谷遺跡から出土した銅剣358本の内、344本に
「×」の刻線が刻まれていました。他に例を見ない共通点から、これらの青銅器は、ある時期に同じ集団の管理下のあったと思われます。
加茂岩倉遺跡の謎を解くには。荒神谷遺跡の謎の解明が不可避です。
加茂岩倉遺跡から出土した39個の銅鐸の謎其の四