加茂岩倉銅鐸39個の内、7このの絵画が有り中でも写実性に富んだ絵画が特徴のひとつです。これらの銅鐸に描かれた、鹿、猪、トンボ
亀、の他に神やシャーマンとも言われている人物の顔などが、いったい何を意味しているのか、非常に興味深いですが、未だに解明はされていません。
加茂岩倉遺跡の銅鐸については、同じ鋳型で造られた銅鐸が15組26個もあり、それらが広く分布している事や、それら同笵銅鐸の鋳造順序も明らかに
なってきました。畿内南部、和泉、大和の他、河内北部の工房で造られた可能性がある銅鐸も見つかるなど、制作地や制作技術、銅鐸の分布に関わる
情報も多く得られていますが、ここで新たな疑問にぶつかります。
加茂岩倉遺跡から出土した39個の銅鐸の謎其の一