通称は一畑薬師、臨済宗妙心寺派のお寺です。寛平6年(894)小伊津の漁師が海中から薬師如来を拾い、この地に薬師堂を建立し
出家して如来に仕えたのが、始まりと伝えられています。中世には薬師信仰や修験道の霊場として広く信仰され、16世紀中頃には
病気治癒に霊験のある寺院として認められ、寺号も一畑寺となったらしい。17世紀終わりごろには、出雲国中心に一畑講が形成され
参詣が盛んになりました。現在でも目のお薬師さんとして、地元では信仰を集めています。使わなくなった古い眼鏡を集め、インドなどの
人に送られています。
一畑薬師