縁結びの神、壮大な宮殿
「古事記」で大国主命の国譲りに伴って造営された壮大な宮殿が、出雲大社の起源とされています。「出雲国風土記」では、杵築大社(きずきのおおやしろ)
と記載されています。主祭神の大国主命は七福神の大黒様と習合し、更に縁結びの神様としても親しまれています。天下無双の大廈と称される本殿は、国宝に
指定されています。現在の本殿は1744年に造営された高さ24メートルのものです。神社建築の中では最も高い高層神社です。
妻神や子神ら関係の深い神様をお祭りする摂社、神在祭にお集まりになられる神々の宿舎となる十九社など、国の重要文化財の建造物も多く建っています。
本殿は約60年ぶりの改修となる「平成の大遷宮」によって、平成20年から檜皮葺きの大屋根の工事等に着手し、本年平成25年5月10日に御神体が
本殿にお戻りになる「本殿遷座祭」が執り行われます。
出雲大社