隠岐の古典相撲は、神社の遷宮やトンネル完工、校舎新築など住民共通の慶祝事業に伴い、
神社、寺の境内、学校の校庭など様々な場所に土俵を設置し開催されます。
この相撲は、大会のたびに柱を新調し大会終了時に四本柱を大関・関脇の役力士に授与することや、
クライマックスには、同じ力士同士が連続して2度取組み、先に勝った方が2度目の勝ちを相手に譲る
「人情相撲」など多数の特徴を持っています。こういった文化が残っているため、隠岐の男子は幼少から
相撲に慣れ親しんでおり、最近では「隠岐の海」「隠岐の富士」が角界で活躍しています。
隠岐島の古典相撲