隠岐の古典相撲は、神社の遷宮やトンネル完工、校舎新築など住民共通の慶祝事業に伴い、

神社、寺の境内、学校の校庭など様々な場所に土俵を設置し開催されます。

この相撲は、大会のたびに柱を新調し大会終了時に四本柱を大関・関脇の役力士に授与することや、

クライマックスには、同じ力士同士が連続して2度取組み、先に勝った方が2度目の勝ちを相手に譲る

「人情相撲」など多数の特徴を持っています。こういった文化が残っているため、隠岐の男子は幼少から

相撲に慣れ親しんでおり、最近では「隠岐の海」「隠岐の富士」が角界で活躍しています。

隠岐の島町の伝統!隠岐古典相撲を舞台にした映画「渾身」。
来春1月12日より全国ロードショー♪
必見です♪

映画『渾身』
一生に一度の、真剣勝負。誇りをかけた大一番、その日、島は一つになる――。 島で生まれ育った多美子は、夫の英明と、まだ「お母ちゃん」とは呼んでくれないが、
前妻の娘・琴世とともに幸せに暮らしていた。島に暮らす誰もが大切にしている20年に一度の古典相撲大会の日。
最高位の正三役大関に選ばれた英明は、地区の名誉と誇り、家族への想いを賭けて、土俵に上がる。
対戦相手は、島一番の実力者。喜びと不安を胸に多美子と琴世、そして英明、それぞれの想いをのせ、生涯一度しかない大一番が切って落とされる――。
感動しました。是非ご覧下さい。

古典相撲