石見銀山の産銀量は、最盛期には、年間約一万貫(38㌧)あったと伝えられています。当時はメキシコのポトシ銀山に次いで
世界第二位の銀山であったようです。もちろん東洋では最大の銀山でした。世界の総生産量の3分の一を生産していたようです。
ポルトガル・スペイン・中国の商人達により国外に輸出され、世界貿易の基準通貨として石見銀山の銀を使っていたようです。
ヨーロッパの古い地図にも石見銀山は、名前が載るくらい有名な銀山であったようです。

 

☆石見銀山の歴史其の三