古来より文武両道の神・鎮魂の神・勝運の神として崇敬されてきました。
 御祭神字摩志麻遅命が鎮魂祈祷を最初に行った謂れから、神職の始めを為す神として占い・まじない・祈祷の神の信仰も厚いことでも知られています。

また、戦国時代、石見銀山争奪戦の舞台ともなり、大内氏・毛利氏の戦勝祈願の記録や武具の奉納、天領歴代代官の赴任に伴う報告祈願さらに文芸・武道の上達祈願、
氏族繁栄・雨乞い祈願・戦中の砲弾避け等、多種多様の祈祷が為されました。
 現在では、鎮魂祈願を中心に病気平癒・交通安全・社業繁栄・厄除け・初宮詣で等、全ての祈願依頼に対応しています。

参拝祈願が原則ではありますが、古来より伝えられる【品々物比禮(なで札)】を使用し、
遠方のため参拝困難な方や体の不調のため来られない方のために郵送やFAXによる祈祷も受け付けています。

宮中でも行われる鎮魂祭を行うことで、石上神宮および彌彦神社と共に有名であるが、なぜか宮中が行う11月22日でなく、11月24日に行われる。

物部氏初代の宇摩志麻遅命を主祭神とする。

宇摩志麻遅命が石見国に鶴に乗って降臨したとも伝えることから、当社の神紋は赤い太陽を背負った鶴の「日負鶴(ひおいづる)」となっている。

また、宇摩志麻遅命は大日本帝国海軍の戦艦石見の守護神とされ、神像が艦内に祀られていた。この神像は後に当社へ奉納されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆物部神社(もののべじんじゃ)は、島根県大田市にある神社である。石見国一宮。