熱い願いを引き寄せる佐比売山神社
古事記の時代国引き神話に出てくる神社です。
龍源寺間歩出口から約200mほどのところにあり、境内までは急勾配の石段が待ち構えています。
16世紀中頃に創建された鉱山の守り神で、精錬の神「金山彦命」を祀る神社です。壮大で全国一の規模の山神社で現在の建物は文政2年に再建されたもの。
佐毘売山神社(さひめやまじんじゃ)は、鉱山の護り神である金山彦命が祭神として祀られ、別名を「山神社」と言い、鉱夫たちや里人からは「山神さん」と呼ばれていました。
祭神は、永享六年(1434)室町幕府六代将軍足利義教の命によって、周防の国守大内時世が、美濃郡益田から、分霊を移し、祀ったと伝えられています。
鉱山を所有した幾代もの権力者は、崇敬して武運長久と、銀山の盛山を祈願したそうです。
社殿は文政元年(1818)の大火で焼失しましたが、翌二年(1819)に代官所の援助を得て、本殿、幣殿、拝殿、神楽殿などが再建されました。
特に拝殿の重層屋根は天領特有なものだそうです。 ■祭神:金山彦命(かなやまびこのみこと)/金屋子彦命
自然物を司る神の一人で、鉱物の神様です。鉱山の護り神として信仰されています。
国指定史跡
石見銀山遺跡 佐毘売山神社(さひめやまじんじゃ)
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別名で「山神社」といい、鉱夫たちや里人からは「山神さん」と呼ばれて親しまれています。
この祭神は鉱山の護り神様である金山彦命です。
永享六年(1434)室町幕府六代将軍足利義教の命によって周防(山口県)の国守大内時世は美濃郡益田(益田市)からご分霊を移し祀ったと伝えられています。
戦国時代鉱山を領有した武将、大内氏、尼子氏、毛利氏などは崇敬して数々の寄進や社殿建立を行い武運長久と銀山の盛山を祈願しました。
江戸期に入って徳川家康の石見銀山奉行として入山した大久保石見守長安は五十石の社領を寄進して毎年正月十日には銀山の大盛を祈願して崇敬しました。
社殿は文政元年(1818)の大火で焼失しましたが翌二年(1819)には代官所の援助を得て、本殿、幣殿、拝殿、神楽殿などが再建されました。
特に拝殿の重層屋根は天領特有なものです。
三瓶山は昔佐毘賣山=佐比売山(さひめやま)と呼ばれていたそうです。しかし神亀3年(726)に朝廷の命により、佐毘賣山と言う名を、三瓶山に改名したそうです。
佐毘売山神社と三瓶山の関係に関してましては、にはよく分りません。
★注:佐毘売山神社/佐毘賣山神社は、他の地にも幾つかあり、三瓶山との関係はないようです。
☆ お守りに
願い綱・叶え杭地元では、願いが叶うと有名です。
所在地
大田市大森町
お問合せ先
0854-89-9090
アクセス
JR大田市駅よりバスで28分、大森下車、徒歩30分