島根半島の先っぽに広がる「青」の世界
白亜の灯台で感じる爽やかな春の潮風
今、山陰でも超HOTな町として話題を集める境港・水木しげるロード。映画公開の影響もあり、このGWも多くのレジャー客で賑わっています。
この境港から、境水道大橋で結ばれているのが、松江市美保関町。橋を渡り、車を美保関へと左折すれば、海沿いを走る「しおかぜライン」へ。真っ青な青空に負けないアクアブルーな海の脇を続くこの道こそ、今回ぜひ足を延ばして訪れてほしいポイントなのです。
窓を開け、潮風を感じながらのドライブは爽快そのもの。走ること約15分、その終着点となるポイントが、島根半島の最東端に立つ「美保関灯台」。
灯台沿いの展望台、遊歩道から眺める日本海のパノラマに思わず“ワァ~”と大歓声。
忘れられない絶景として目と心に焼き付くことでしょう。
その後はその名も「灯台ビュッフェ」でランチ&カフェ。日本海の幸などでお腹一杯になった後、次なる絶景ポイントへと移動しましょう。
白亜の美保関灯台脇に立つ鳥居
本殿のないこの鳥居に隠された神秘のストーリー
白亜の灯台に気をとられついつい見落としがちな穴場の名所がこちら。
細道の奥、裏手の崖に静かに佇む鳥居を見つけることができます。本殿はなく鳥居の先は海。真下の海中には「地の御前」と呼ばれる島が鎮座し、美保神社の飛地境内とされている。まさにこの鳥居こそ、「地の御前」の結界にあたるポイントなのです。
車は来た道を戻り、しばらくすると美保神社、美保関漁港がある町の中心部へ。名物イカ焼き屋台の香ばしい誘惑に負けることなく向かった先は「関の五本松公園」。
こちらこそが今回のメイン、一番の旬として紹介したいポイントなのです。
民謡の舞台をプチハイキングへ
ゴール地点に待つ満開の花と日本海の綾線
現在観光リフトが休業中なため、約20分のプチ登山を満喫すると目の前に日本海を一望する高台のビューポイントに。そしてそんな青の絶景を華やかに彩るのが、今満開のツツジの花たち。周囲を取り囲むかのように山全体を赤や桃色などの花たちが艶やかなコーティングしているのです。
このGWが一番の見頃。
高台の絶景と春の花の競演はまさに一年に一度のお楽しみ。
ぜひ車を走らせてはいかがでしょうか?