八百万の神が集まる引佐の浜

 

稲佐の浜は出雲大社のほぼ真西に位置し、大社から歩いて10分ほどに風光明媚なパワースポットがあります。

神話では、高天原から下った建御雷命と、出雲を支配していた大国主神が、砂に太刀を立て、国譲りの相談をしたといわれる浜で有名です。
 国譲りの岩が残り、旧暦10月の神在月には、全国の神々がこの浜から出雲へ上陸するといわれるパワースポットです。

また旧暦10月10日には、出雲大社に集まる全国の神々がこの浜から出雲へ上陸すると伝えられ、今なお神迎えの神事が行われる出雲のパワースポットです。
 同じ出雲のパワースポットでも、加賀潜戸(かがのくけど)のような閉じられた闇の空間とは異なり、開けて明るいですので、それだけパワーも強力かも。
 ただし、冬は日本海の厳しさが迫る。この落差は、神々が持つ和やかさと荒々しさの両面性に通じ、それを実感する時、人は不思議と癒されます。
 日本のなぎさ100選にも選ばれ、白砂、青松にして風光は極めて美しく、夏は海水浴客で大変に賑わいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

神々の国しまね 神在月