出雲大社御本殿の後北、八雲山の麓に南向きに鎮座している境内摂社で、【素戔嗚尊(すさのおのみこと)】が祀られています。
【天照大御神(あまてらすおおみかみ)】の弟神で、出雲神話【八岐大蛇退治】で有名な神様です。

出雲国に天降りされ、肥川上において大蛇退治された後、【稲田姫】を妻として【大国主神(おおくにぬしのかみ)】をお生みになりました。(諸説あります)

うっそりとした木々に囲まれた社殿ですが、ご本殿と同じ【大社造】で、延亨元年(1748)に建てられたものです。

地元の人は「素鵞さん」と親しみを込めて呼んでおり、拝礼後、後ろに回り、社に肩をあてると肩こりが治るといわれています。









出雲大社 素鵞社(そがのやしろ)