北島さんから東に数百メートルのところに命主社(いのちぬしのやしろ)という小さな神社があります。
正式名称は「神魂伊能知奴志神社(かむたまいのちぬしじんじゃ)」で、天地開闢(世界の始まり)造化三神の一柱、神皇産霊神(かみむすびのかみ)が祀られています。
神社の裏手には銅戈と勾玉が出土した「真名井遺跡」があります。
九州産の銅戈と新潟産の勾玉が一緒に発見されたのは非常に珍しいそうで、当時この地が九州や北陸と交流を行っていたことを物語っています。
ちなみに、この二つは天孫系三種の神器のうちの剣と玉だそうです。
ちなみに、この二つは天孫系三種の神器のうちの剣と玉だそうです。
この神社のもう一つの見所は、社の手前にある推定樹齢1000年のムクの巨木です。
高さ17メートル、根元周りが12メートルもあるそうです。
実際に間近で見ると地面からはみ出した根が複雑に絡み合っていて、迫力に圧倒されました。落雷の跡なのか分かりませんが、幹の中が黒くなっています。それでも葉っぱは青々としていて生命力のすごさを感じました。神聖な雰囲気で、見ているだけでもパワーを頂けるようなすばらしいムクの木です。
あまり有名ではありませんが、私の中の穴場パワースポットです。
出雲大社から歩いて行けますし、参拝される際はぜひ立ち寄って頂きたい神社です☆
命主社とムクの巨木