高倉山にある那賣佐神社の裏の登山道を登ると、山頂に神西(じんざい)城跡があります。
神西城は正式には竜王山竹生城といいます。
城主の神西氏は、小野篁を祖とする小野氏の一派だったそうです。
鎌倉時代には、「出雲(尼子)十旗」の七番目の城とされました。
出雲十旗とは、尼子氏が、毛利氏の出雲侵略に備えて守りを固めた、前略城重要な10ヶ所のお城です。
今はお城の原型はなく、曲輪と堀切と城跡の石碑が残るのみですが、
夏場には(日にちは定かではないですが)神西祭り時期に合わせて、お城の天守閣の形のライトアップを行っています。
この山から眺める景色はとってもすばらしいですよ!
西方向には、眼下に神西湖が見え、その向こうに日本海の水平線が広がっています。
北東には出雲市街の景色も見えます。
山頂は小さな広場のようになっていて、小さな東屋みたいなものもあるので、
休憩も出来ます。ピクニックにもいいかもしれません♪
観光地ではないので訪れる人は滅多にいないと思いますが・・・
想像以上の見晴らしで、また行きたくなるお気に入りのスポットになりました!!!
神西城跡